【新型コロナウイルス】職域接種について

社労士NEWS

新型コロナウイルスのワクチン接種については、地域の負担を軽減し、接種の加速化を図るため、職域(企業や学校等)単位でのワクチン接種が行われ始めています。その概要について確認しておきましょう。

職域接種の概要

1.使用するワクチン モデルナ社製ワクチン
2.開始時期 令和3年6月21日より(前倒しも可能)
3.接種会場、医療従事者の確保 企業や大学等が自ら確保
4.実施形態 企業単独実施、中小企業が商工会議所等を通じて共同実施、下請け企業、取引先を対象に含めて実施、学生も対象に含める等が可能
5.接種順位 対象者の中で優先順位を踏まえて実施。高齢者、基礎疾患を有する者を優先的に接種
6.接種費用 予防接種法に基づき行われるものであり、同法に基づき支給される
7.接種券 接種券が届く前でも接種可能。接種券が発送された後は、企業や大学において本人から回収して予診票に添付、請求等を行う
8.実施要件 ①医師・看護師等の医療従事者、会場運営スタッフ等、必要な人員を企業や大学等が自ら確保すること
②接種場所、動線等の確保についても企業や大学等が自ら確保すること
③事務局を設置すること
④同一の接種会場で2回接種を完了すること、最低2000回(1000人×2回接種)程度の接種を行うことを基本とすること
⑤ワクチンの納品先の事業所でワクチンを保管の上、接種すること
9.申請から接種まで ①職域接種会場等の必要事項をWEB入力フォームに入力、申請
②申請内容は国・都道府県で共有。確認が完了され、代表者へ連絡
③国が代行して職域接種会場等が行う業務実施(医療機関コード申請、市町村との集合契約への加入、ワクチン配送システムIDの取得・入力等手続き)
④国から職域接種会場へ物品※を配送
※-20℃冷凍庫、ワクチン、針・シリンジ等
⑤接種開始

詳細は、厚労省HP「職域接種に関するお知らせ」をご覧ください。

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